春から新社会人となって、入社を不安な気持ちで過ごしている新社会人も多いのではないでしょうか。
初めての会社勤め、正直社会人のマナーなんてわからない・・・
先輩や上司にはどう接すればいいのか、会社での言葉遣いや身だしなみなど、社会に出ると社会人としてのマナーに翻弄されます。
しかし本当に分からないのは、社会での暗黙のルールですよね。
この辺りは特に会社でも変わってくる部分なので、社会人のマナーでも教えてくれない所になります。
学校では教えてくれない暗黙のルール、そして社会人のマナーの身につけるコツなど、自身の経験も含めてお伝えしようと思います。
社会人のマナーが分からない!
社会人のマナーが分からなくて不安・・・気持ちは分かります。
人は特に分からない事に対しては、不安になります。
なので不安になるなという方が無理なんですが、、気持ちの持ち様で大分軽減する事が出来ます。
そもそも社会人としてのマナーなんて、最初は誰にも分からない!という事を頭の片隅に置いておいてください。
ネットやビジネス本などを見ると、色々な社会人としてのマナーについて書かれています。
凄く事細かに書かれていて勉強にはなるんですが、それを見てまた不安になるんですね。
だって覚えきれないくらい、ちょっとした作法や言葉遣いの1つ1つまで解説されていて、
「これ全部覚えなきゃいけないのか・・・」
となってしまいます。
だから余計に出来るか不安になるんです。
これは自身の経験上の話しにはなりますが、会社に入って社会人としてのマナーを完璧に出来てる人は見た事がありません。
会社にいる先輩や上司も、そこまでマナーを把握してない事も多いです。
なので余程態度が悪いとか、言葉遣いが悪いなどがない限りは、そこまで怒られる事はないです。
抑えておくべき社会人としてのマナーは、
・挨拶する事
・遅刻しない事
・自分がされて嫌な事は相手にしない事
とりあえずこの3つを抑えておけば大丈夫です。
子供の時に教わるような事ですが、結局はこれが社会人になっても大事なマナーだなと自分は思います。
社会人のマナーで教えてくれない暗黙のルール
会社に入ると分かるんですが、誰も教えてくれない社会人としての暗黙のルールがあったりします。
この辺りは会社によっても変わってくるので、教えたくても教えられないというのが正解かもしれません。
ですので、ここからは実際にある教えてくれないマナーとして、気を付けた方がいいものをお伝えします。
私物には名前を付ける
例えば会社に置いてある冷蔵庫。名前がない物は、しばらくすると処分されます。
会社によっては新人は使ったらダメ!という所もありそうですね。
これはみんなが使う冷蔵庫だから、1人が占有してはいけないという所からです。
あと会社で支給された物や私物でも、名前がないと勝手に使われたり無くなったりします。
学校では名前がない物については、先生が誰の物かクラスで聞いたりもしますが、
会社だと名前がない物はたとえ私物であったとしても、会社の物という認識で持って行かれます。
誰かが持って行ったというような嫌な思いをしたり、逆に自分の物なのに疑われたりしない為にも、
私物には名前を書くか、シールを貼っておくといいと思います。
雑用・掃除をする
これは社会に出ると、新人は雑用をするのが当たり前!というのがやはり多少なりともあります。
学生時代に体育会系の部活に入っていた人は、イメージしやすいかもしれないですね。
正直めんどくさいと思うかもしれません。僕もめんどくさがりなので、気持ちはよくわかりますw
でも雑用をするといい事もあります。会社に入りたてだと、どこに何があるのかわからないという場面も一杯出て来ます。
その都度先輩に聞くのも、やっぱり気が引けて来るんですね。
でも雑用業務をやって、整理整頓などをしていくと、
「これ、ここに置いてあったのか!」
と物の置き場を把握する事が出来ます。
清潔にする
これは身だしなみにもなる部分だと思いますが、清潔感は本当に大事です。
会社の取引先のお客さんとの対応や、営業や接客業だと一般のお客さんとの対応など、お客さん相手の仕事では勿論なんですが、
あまりそういう事に関係ない仕事であっても、清潔感は気を付けた方がいいです。
自身が以前いた会社でかなり不潔な人がいたんですが、はっきり言って一緒に働いていて気分のいい物ではないです^^;
現場に入ると、ぷ~んとその人の体臭が臭ってきて、モチベーションがガクッと下がりました。
どんなに礼儀正しくて、他のマナーが出来ていても、不潔だと一気に帳消しどころかマイナス評価にもなり兼ねません。
毎日お風呂、出来なくてもシャワーをして、仕事着もちゃんとこまめに洗濯するようにする事が大切です。
社会人のマナーを身につけるコツは?
社会人のマナーは、基本的に人から教わるものではなく自分で身につけるものだと思います。
いくらこれが社会人としてのマナーと言われても、中々身につかないですよね。
でも社会人としてのマナーを身につけるコツは、決して難しくありません。
会社の人をよく見る事
これだけです。
会社の先輩や上司、同僚や後輩が出来たら後輩でもいいです。
会社の人をよく見ていると、お!っと思うような参考になったり、勉強になるような振る舞いがあるんですね。
それを真似ていけばいいんです。
逆に、「うわ~この人ちょっとないな~」と思うような態度を取っている人もいます。
そういう人は反面教師にすればいいんです。
前項でも触れた、自分がされて嫌な事は相手にしないです。
自身は先輩からいきなり、「おまえ」と呼ばれてちょっとびっくりした事があります。
その人とは初対面で初めて喋る人だったので、いくら先輩でも初対面でいきなりおまえ呼ばわりは、流石にどうなんだろ・・・と思った経験がありますw
言い方は悪いですが、1番の参考書は一緒に働いている会社の人です。
それに、これをやっていればその会社の暗黙のマナーも分かってくるようにもなります。
これは、無理にコミュニケーションを取らなくても出来るので、是非会社の人をよく観察してみてください。
社会人マナーまとめ
社会人のマナーは、時代によっても多少変わったりするし、会社でもローカルルールがあるので、新社会人には中々大変かもしれません。
でも1番のマナーは、小さい頃から親に教わるようなマナーが、とにかく大事だと段々と分かってくると思います。
出来なかったら次出来ればいいや!
これぐらいに気楽に思ってやっていれば、必ず社会人としてのマナーは身に付いてくるので、気負わずにがんばってみてください!