キャンプを楽しんだ後、待っているのが撤収です。
このキャンプをした後の片付けが、とにかくめんどいですよね。
キャンプ場ではホテルのようにチェックアウト時間がある所もあり、それまでに片付けを完了して撤収しなければなりません。
でも片付けは慣れてないと、2~3時間は平気で掛かってしまいます。
自分よりのんびりしていたキャンパーの方が先に撤収して行ったり、同じタイミングで片付けを開始したのに連れの方が圧倒的に早く片付けが終わったり、僕もそんな事が何度もありました。
そこでキャンプを楽しんだ後、少しでも楽に早く片付けれるコツをお伝えしていきます。
キャンプの片付けを楽にする為に
キャンプの片付けは、場合によっては設営より時間が掛かってしまいます。
それにキャンプ後なので遊び疲れもあり、これからキャンプを始める設営より面倒に感じる事もあります。
やっぱり少しでも楽に片付けがしたいですよね。
キャンプの片付けを少しでも楽にする為には、まずはキャンプ道具をなるべく必要な物だけ持って行くようにする事です。
でも下手にこれは持って行かないとやってしまうと、やっぱりキャンプで必要だったとなってしまう事もあります。
そこでキャンプをする時に、どういうキャンプをするかテーマを決めてしまいます。
テーマを決めると言っても、そんな難しく考える必要はなく、ざっくりでいいんです。
今回のキャンプは焚き火料理でやるから、炭とBBQコンロは要らないな
タープ泊にするから今回はテントは必要ないな
とか、こんな感じでどういうキャンプをするかを決めてやると、その時のキャンプで要らない物が見えてくるのでキャンプ道具の数を減らせます。
キャンプ道具が減るという事は、片付けも楽になってきます。
そしてテーマを決めている事で、例えばタープ泊ならテントの片付けがないので、その分いつもより片付けが楽になりますよね。
ちょっとテーマを決めるだけで、設営も片付けも楽になるんですね。
あと、この辺りは好き好きになりますが、バンガローに泊まってみるのも片付けを楽にする事が出来ます。
特に子供連れのファミリーキャンプにはおすすめです。
キャンプの片付けを早くするには?
片付けに時間が掛かって、キャンプ場の撤収時間が過ぎてしまう事もあります。
キャンプの後片付けで時間が掛かってしまう原因は、朝だけで片付けようとしてしまうからです。
少しでも早く片付けるには、キャンプをしながら片付けていく事です。
僕も最初キャンプを始めたばかりの頃、出したら出しっぱなしにして、朝片付ければいいやと寝てしまっていました。
そしたら当然片付けに時間が掛かってしまうんですね。
キャンプを楽しんでいると、もう使わない道具が出てきます。
そういう道具は、気づいた時にすぐに片付けて車に積んでしまうようにします。
余った炭なんかは朝に炭火する予定がなければもう使う事はないので、すぐに片付けてしまいます。
余った薪もそうですね。
僕はこれをやるようになってから、朝の片付けが一気に早くなりました。
そして、洗い物をなるべく出さない様にします。
食器にはサランラップを巻いて、フライパンにはくっ付き難いアルミホイルを使います。
このやり方は、地震などの災害が起こった時に取り上げられた事もあるので、知っている人もいると思います。
洗い物を減らすだけでも洗う手間や拭いたり乾かしたりなどが少なくて済むので、かなりの時短になるので片付けが早くなります。
キャンプの片付けのコツは?
キャンプの片付けを少しでも楽に、そして早くするためのコツは計画的に段取りする事になります。
少しでも早く片付けをする為にキャンプをしている時から片付けると言いましたが、設営の時からすでに片付けは始まっているんですね。
設営の時にテントの位置やタープを張ったり、椅子やテーブルのセッティングを行っていきますが、この時から片付けの事も意識して設営をしていきます。
例えばオートサイトキャンプ場だと車をすぐ横付け出来ますけど、車のすぐ隣にテントを張ると一々テントを避けて車に行かないといけなくなるので、片付けも面倒になりますね。
ちょっとした差ですが、設営の時から意識するだけで片付けも変わってきます。
そしてもう1つは車の積載量です。
綺麗にパンパンに詰め込むと、片付けの時に実はかなり面倒です。
これは僕自身がそうでしたが、そういう積み方をしてしまうと片付ける順番が決まってしまって、決められた順番に片付けないと車に載らなくなってしまいます。
そうなると少しずつ片付けていく事も出来なくなり、朝一気に片付ける羽目になってしまうんですね。
その時のキャンプのテーマを決めて、物を減らすのもこれが理由でもあります。
そしてどういうキャンプをするにしても、必ず持って行く必需品は専用のリュックサックを用意して詰め込んでおきます。
そのリュックさえ忘れなければ、最低限キャンプをするには困らないようにしておけますし、1つのリュックに必要な道具を纏めておけるので車内の場所も取らなくなり片付けも楽になります。
リュックはアウトドアメーカーから出ている物の方が詰め込みやすいですが、安いリュックサックでも大きめのを買えば十分使えます。
車の積載量は目安として80%ぐらい、出来れば70%以下にするのがコツです。
車の積載量に余裕を持たす事で、キャンプ道具をどれから片付けてもいいようになります。
そして最後に、 朝食を簡単にしておく事もキャンプの片付けを早くするコツです。
朝から炭火や焚き火での料理は、どうしても時間が掛かってしまいます。
それに火の始末はそれだけでも時間が掛かるので、火の始末は安全の事も考えて夜寝る前にやっておきます。
そして朝は、ガスバーナーで簡単に出来る料理にしておくといいです。
インスタントでもいいですし、何か作る場合でも前日に仕込んでおくと時短になります。
家族でのキャンプをしている時は、朝食の準備をしている間にテントを片付けるなど、夫婦で役割分担をして作業をしていくとさらに時短になります。
キャンプの片付けまとめ
キャンプは設営にばかり意識が行ってしまいがちになりますが、やってみると片付けの方がかなりめんどくさいです。
来た時よりも美しくと言われますが、早く片付けようと適当にならないようにしないといけません。
・車の積載量を80%までに抑える
・設営が始まった時から片付けは始まっている
・キャンプのテーマを決めて不要な物を持って行かない
こう意識するだけでもキャンプ後の片付けは段取りよく出来るようになります。
是非自分なりの片付けスタイルを確立して、キャンプを楽しまれてください。