バーベキューと言えばやっぱり肉!
そしてアウトドア料理の王様とも言えるステーキが定番ですね!
基本的にただ焼くだけで凝った調理法の必要がないステーキは、BBQに慣れていない初心者の人でもやり易いアウトドア料理です。
でもただ焼くだけのステーキですが、
たかがステーキ、されどステーキ!
で、焼き方1つでステーキの美味しさはかなり変わってきます。
今回はステーキをバーベキューで美味しく焼くコツを、網で焼く場合と鉄板で焼く場合でそれぞれの焼き方を紹介します。
バーベキューでステーキの焼き方のコツは?
まずバーベキューで抑えておきたい、ステーキを美味しく焼くコツをお伝えします。
最初にステーキ肉はバーベキュー前にしっかりと解凍しておきます。
解凍が不十分だと中まで火が通らず、どんなに良い肉も非常に不味い肉に早変わりします(経験がありますw)
だからと言って焦って解凍する必要もありません。
特に夏場だと日光が強過ぎて、直射日光が当たるとこで解凍すると肉が痛んでしまいます。
キャンプ場やBBQサイトに着いたら、焼く1時間ぐらい前にクーラーボックスから取り出して日陰で解凍してください。
気温が高い時は、肉の上に保冷剤を置くなどして調整するといいです。
準備に時間が掛かってBBQを始める前に解凍が十分な状態になったら、クーラーボックスに戻しておいても大丈夫です。
そして解凍が出来たらいよいよステーキを焼いていく訳ですが、バーベキューというと強力な火力で肉を豪快に焼く!っていうイメージがあるかもしませんね。
でも実は逆で、バーベキューでステーキを美味しくする焼き方は弱火でじっくりと焼く事なんです。
バーベキューって意外と弱火の方が大事なんですよ!
なのでバーベキューコンロに火を熾したら、強火のゾーンと弱火のゾーンの2つ(スペースに余裕があれば中火ゾーンも)作ります。
強火と弱火のゾーンの作り方は最初はシンプルに、火の付いた炭の量で調整するだけで大丈夫です。
大き目の炭を強火のゾーンに、小さく砕けた炭を弱火ゾーンにというだけでも作れます。
上の画像だと手前が強火ゾーン、奥が弱火ゾーンになります。
片面を強火で焼き上げたら、弱火のゾーンにステーキを移して裏側をじっくり焼いていくんですね。
最初に強火で片面を焼く事で、ステーキの美味しい肉汁の流出を防ぎます。
この時に片面に塩、胡椒を降ります。
焼く前に塩コショウを降ると、肉が硬くなってしまうので必ず焼いてから降ってください。
そしてステーキをひっくり返して弱火のゾーンに移してじっくりと焼いていきます。
後は好みの焼き加減になったらさらに塩、胡椒で味付けして、お好みでタレや醤油、ソースなので召し上がってください∑d(d´∀`*)グッ!
バーベキューでステーキを美味しくする焼き方のポイントは、強火で片面を少し焦げ目が付くまで一気に焼き上げたら、もう片面を弱火でじっくり焼く事です。
是非覚えておいてくださいね!
バーベキューでの焼き方網でやる場合は?
バーべキューをする時は、網で焼く場合と鉄板で焼く場合の二通りがありますね。
網か鉄板どちらがいいという訳ではなく、料理によって網と鉄板両方を使い分けます。
そしてステーキは、網と鉄板どちらで焼いても構いません。
ステーキを美味しく焼くコツは前章でお伝えした通りで、それは網であろうと鉄板であろうと変わりません。
ただ網と鉄板では、ステーキを焼く際の焼き方が少し違ってきます。
最初に、網でのステーキの焼き方について解説しますね。
網でステーキを焼くと、肉に網目が付いて凄く食欲のそそる見た目になりますよね♪
網で焼くと遠赤外線によって、ステーキが凄く美味しくなります!
ただネックになるのが、肉が網に引っ付いて崩れてしまう事があります。
これを防ぐ為に、サラダ油か酢を網に塗ります。
100均で売っている刷毛で塗ってもいいですし、キッチンペーパーに染み込ませて網全体に塗りこんでいってもいいです。
塗り込むタイミングは網をコンロに乗せてからでもいいですし、その前に塗っておいても構いません。
サラダ油か酢を網に塗る事で焦げ付きを防いで、肉が網にくっ付くのを防ぐ効果があります。
そして片付けの際も、網を洗うのも楽にもなります。
因みにですがバーベキューコンロに乗せてから油か酢を塗る際は、火傷に注意してください。
炭火はガスコンロの火と違い、遠赤外線によって食材を焼いていくので、炭から離れているからと油断していると簡単に手を火傷します。
あとステーキを焼いていると、肉の脂が網から滴り落ちて下から火が燃え盛る事がありますね。
これが起こってしまうと、折角弱火でじっくり焼いているのに肉が焦げてしまいます。
これではステーキが台無しになってしまいますヾ(´゚Д゚`;)ゝ
この時は、布巾やキッチンペーパーに水を染み込ませて、上から手で搾って燃え盛ってきた炎を消火してください。
そんな思いっきり搾る必要はありません。
あくまで燃え盛ってきた火を消すだけなので、軽く搾ってチョロチョロっと水を滴り落とす感じでいいです。
多少肉に水が付いても問題ありませんし、これぐらいでは炭も火が消える事はないので大丈夫です。
バーベキューで鉄板を使う焼き方は?
そして最後に、鉄板での焼き方をお伝えします!
バーベキューの鉄板焼きは網であるような心配がないので、網よりも簡単に焼けるかもしれません。
でも鉄板でもステーキを美味しくするコツがあります。
バーベキューの鉄板焼きは、網で焼くよりもコクが出やすくなります。
そして鉄板は網のように肉の脂が下に垂れて行く事がないので、脂身の少ない赤身の肉がおすすめです。
後は鉄板でステーキを焼く時は、前章でお伝えした焼き方をして頂ければ大丈夫です。
ただ今までのバーベキューの経験上、鉄板の大きさがバーベキューコンロとマッチしている事ってあんまりないので、肉をひっくり返して強火から弱火に移す時は、鉄板ごと強火から弱火のゾーンに動かす方がいいです。
もし鉄板の大きさがバーベキューコンロにマッチしている場合は、そのまま鉄板は動かさずにひっくり返してください。
そしてここがポイント!鉄板でステーキを焼く時は普通の油を使うのではなく、バターか牛脂を使ってください。
これによって旨みとコクが一気に増します∑d(d´∀`*)
鉄板でバーベキューをする時は是非お試しあれ♪
バーベキューでステーキの焼き方まとめ
バーベキューでステーキを焼くのは、アウトドア料理の基本となる料理ですね。
でもシンプルな故に、誤魔化しが利かない料理でもあります。
バーベキューでステーキの焼き方のポイントは、
しっかりとステーキを解凍する事
強火と弱火を使い分ける事
塩と胡椒を降るタイミング
の3つになります。
そして網でのバーベキューは、ステーキを炭火でダイレクトに焼けるので、遠赤外線効果で凄く美味しく仕上がります。
鉄板は肉に旨みとコクが出やすく牛脂かバターで焼くのがおすすめです。
少しでもバーベキューをする際の参考になればです。
美味しいステーキを焼いて、バーベキューを楽しみましょう!