ファスティングというものがありますよね。
ダイエットに興味がある人は、ファスティングダイエットという言葉で、1度は聞いた事がある人はいると思います。
ダイエットも無理なダイエットは危険と言われますが、ファスティングも同じです。
断食をして短期間で痩せる事が出来るという、ざっくりとしたイメージがあるファスティングですが、曖昧な知識でやってしまうと大変な事に繋がります。
初めてやる人は、まずは簡単に出来る1日ファスティングから始めてみましょう。
ファスティングのおすすめのやり方は?
まずファスティングですが、ダイエット目的でやる人が多いと思います。
実際にファスティングダイエットと呼ばれるように、ダイエットの手段としてのイメージが強いです。
しかしファスティングの本来の目的は、体の毒抜きでダイエットの為のものではありません。
ダイエット目的でやると、失敗する人が多いです。
ファスティング=断食と思っている人が多いですが、
ファスティングには準備期間、ファスティング期間、回復期間と3つの期間を全て合わせてファスティングと言います。
そして1番大事なのが、回復期です。
準備期間中は、準備食というファスティングに入る前の食事を摂ります。
メニューの考え方は「マゴワヤサシイ」です。
マ《豆類》 ゴ《ゴマ》 ワ《ワカメ》海藻類) ヤ《野菜》 サ《魚》 シ《しいたけ》(キノコ類) イ《芋類》
そして、肉、油、酒は一切摂りません。
正直ダイエットとして考えたら、この準備食だけでも十分痩せる事ができると思います。
ファスティングに入りますが、実践中は酵素ドリンクを飲む事が多いですが、自分で手作りする事がコスト的にいいです。
野菜や果物をミキサーにかけて、ジュースにします。新鮮なジュースにする為、生野菜や缶詰以外の果物を使用する必要があります。
ファスティング中は過度な運動は厳禁で、ランニングやウォーキングなど無理のない運動を心掛けてください。
そして回復期間に入りますが、これまでの実践で体の毒が抜けて栄養の吸収がしやすくなっています。
なので、ここでの食事が非常に重要です。ここで間違った食事をすると、これまでの苦労が水の泡になりますので、気を付けてください。
回復期の食事は、最初はお粥から食べていきます。その後徐々に普通の食事に戻していきますが、ここの食事は基本的には準備期間と同じです。
因みにファスティングの実践期間は1週間が目安ですが、初めての人がいきなり2日以上やる場合は、必ず専門家の指導の下行ってください。
ファスティングのやり方最初は1日から
初めてファスティングをやる人が、いきなり1週間とかやるのは流石にリスクがあり過ぎます。
初めての人は、まず1日だけのファスティングがおすすめです。
1日でどれだけの効果が出るかは、人それぞれになりますし、正直やってみないとわからないが本当のとこですが、
効果そのものよりも、ファスティングがどんなものか体験する事が目的です。
1日だけ、ファスティング用のメニューを作ってそれだけ食します。
ただ1日だけといえど、ランニングやウォーキングをして基礎代謝を上げる運動はしてください。
そして無理は厳禁です。
ファスティングの準備食1日分の献立
ファスティングの準備食ですが、本格的なものではなく1日だけやる場合は、以下のメニューがいいそうです。
オレンジジュース1リットルに、ニンジン1本、りんご1個、しょうが1カケ、シナモンパウダー。
りんご、ニンジン、しょうがをすりおろし、オレンジジュースに混ぜる。シナモンパウダーを適量入れ、よく混ぜて出来上がりです。
このジュースで1日過ごします。
次の日は、ヨーグルトやお粥から始め、徐々に元の食事に戻していくのは変わりません。ここでも「マゴハヤサシイ」の献立を考えてもいいかもしれません。
ヨーグルトは、ビフィズス菌の多い物を選ぶといいでしょう。
あと作るジュースは1リットルですが、もし途中喉が渇いて我慢できない時は、無理をせず水やお茶を飲みましょう。
というよりジュースとは言っても、水分補給用の飲み物ではないため、水分補給は必ず必要です。
まとめ
もう1度言いますが、ファスティングはダイエットではありません。
体の毒素を抜いて、体内器官を休ませて体をリセットさせる為のものです。
当然食べなければ基礎代謝も落ちますので、適度な運動をして筋肉が落ちないようにする必要もあるので、軽い気持ちで始めるのはおすすめしません。
必ず無理のない計画を立てて、正しく行ってください。