日本一周の旅に出て1年4カ月。
これまでいろいろな人達と出会ってきました。
その中でも、沖縄県石垣島で出会った「Hさん」という方がいましてですね。
去年2025年を僕は石垣島で年末年始を過ごしたんですけど、その時に知り合いました。
Hさんは今年2026年で75歳になる、世間では後期高齢者と呼ばれる年代の人なんです。
でもね、このHさん、ホントに凄い人なんですよ!
Hさんも学生の頃に旅に出てるんですけど、その旅に出た先がなんとアフリカ!
20歳頃だそうなんで、今から55年前ですよ!
スマホもPCもインターネットもない時代に、単身アフリカ旅を決行したそうなんですよ。
もうこれだけでもヤバイですよね(笑)
僕は前回のメルマガで、日本一周の旅に出るのが怖くて堪らなかったと言いましたが
言うて今の時代はスマホさえあれば何とでもなる時代だし、しかも日本国内という超イージー旅なんですよ。
でもやっぱり怖い。
それを僕よりも、あらゆる面で遥かに難易度の高い旅をHさんはやってのけてるんですね。
そして何より印象的だったのが、その時の旅の話しを凄く楽しそうに話すんですよ。
楽しかったことも、大変だったことも、しんどかったことも、全てとても楽しそうに話すんですよね。
1970年代前半のアフリカ、今ともまた全然違ったと思うんですけど
Hさんの移動手段は歩きか、バスか、鉄道なんですよ。
その移動中に、なんと列車の屋根の上で2日間寝泊まりしたそうですよ(笑)
「え、列車は動いてるんですよね・・・?」
って聞いたら、当然そうだと答えてきて(笑)
もう宿に泊まってられないから、移動と宿泊を同時にしてたって。
その手段が列車の屋根の上で寝るとか(笑)
だから落ちないように荷物抱えて、列車の突起物にしがみ付いて寝てたんですって。
日本じゃ有り得ないですよね。
まあ今の時代だと、アフリカと言えど流石に無理なのかも・・・どうなんだろ(笑)
でもね
大晦日に、そこのゲストハウスの人達が集まって一緒にみんなで呑んでた時に
本当に楽しそうに昔のアフリカ旅を話すHさんに、僕は何となく惹かれるものがありました。
その後も、僕はHさんとは何度か呑む機会があって
こういう言い方をしてしまうと失礼かもしれませんが
昭和の時代を生きてきた人達って、やっぱり「その時の常識が当たり前」になってるとこがあるじゃないですか。
世間ではこうだ!
社会人としてちゃんとしろ!
弱音を吐くな!
努力!根性!
みたいな、凝り固まった人達もいるじゃないですか。
Hさんの年齢を考えると、バリバリその世代の人だと思うんですけど。
でもね、僕がHさんに無職になって日本一周の旅をしてるんですって言ったら
「ゆうがさん、凄く良い! 日本一周の旅、是非とも成し遂げて!」
否定するどころか、Hさんは拍手して応援してくれたんです。
実はHさんはアフリカ旅どころか、日本一周も自転車で3周ぐらいしてる人なんです。
そう、もう僕なんて足元にも及ばない旅人だったんですよ(笑)
その後もHさんは会社勤めをして、結婚して家族が出来てからも
「自分のしたいこと」をできる限り実現してるんですね。
旅はできないにしても海外に行きたいから
海外で仕事をしたいと会社に進言して
アメリカやインドに家族と一緒に渡って何年も仕事したり。
そして、さらに2025年は、Hさんが長年の夢だった
「自転車でヨーロッパ横断の旅」を実行したそうなんです。
もちろん1人でですよ?
しかも74歳という年齢で、未だに夢を持ち続けて、しっかり実行してるんです。
ただ、残念ながらヨーロッパ横断は途中で断念する事になってしまったんですね。
ドイツで自転車に乗ったまま突然意識を失って、そのまま横転してしまったそうなんです。
肺の片方が潰れる程の重症を負ってしまったらしく、長期入院を余儀なくされて、断腸の想いで日本に帰国したそうです。
そして、その半年後に1人で石垣島に来てるという(笑)
Hさんは関東の人です。
バイタリティーがホントに凄いんですよ。
見た目は年相応ではありますけど、外見がどうとかではなく、本当に若々しいといいますか。
溢れ出るエネルギーが、全然年老いてない感じなんですよね。
70代半ばなのに、Hさんは年齢を言い訳にせず、ずっと夢を追い続けて
本当に若さ溢れるエネルギーが出てる感じがしたんですよ。
しかも今年、中断したヨーロッパ横断旅のリベンジをしたいと熱く語ってました。
何かね
この感覚
僕は依然に体験した事があるんですよ。
人って嫌でも老いるじゃないですか。
生き物である以上、これは避けられない事実なんですよね。
地元にいた時は、僕も年齢を言い訳にしたり、最近は年取ったなーって思ったりする事もありました。
まあ今でも思う時はありますよ。
だけどね、体は老いるけど、心は違うんじゃないかって今は思ってるんですよね。
僕がそれを実感したのって、GLAYのライブなんです。
中学生の時からの根っからのファンで、2024年に初めて行ったベルーナドームライブを見た時に
自分の体の奥底から沸き立ってくるエネルギーみたいなのを感じてたんですね。
そのエネルギーは
僕が10代の頃にGLAYに熱狂していた時のエネルギーそのものだなって
ライブから帰ってきてから思いました。
そしてまたGLAYのライブに行きたい!って心から思ってました。
年齢を重ねていくと
若い時よりエネルギーが無くなったなって思う時があるかもしれないけど
でも本当はエネルギーそのものが無くなってるんじゃなくて
体が年を取って老いてく事で、本来持つエネルギーが出しづらくなってるだけなんじゃないかと。
自分のGLAYライブの体験、さらにHさんと出会って、僕は尚更そう思ってるんです。
ちなみに石垣島で出会った人達は、Hさん以外にも本当に色んな人がいて。
やりたい事をやり続けてる人は、みんな若々しいし元気なんですよ。
たぶん本来、人が持ってるエネルギーというのは、年を重ねても衰えるという事はないんだろうなって思ってます。
僕もね、年寄りには負けてられんな(ぉぃ
って思いながら、僕も高齢者と呼ばれる時代になった時に、若者から
ゆうがさんて見た目は年寄りだし、頭はハゲてるけど、何かすごく元気で若々しいよね!
って言われるように、今を全力で楽しんでいこうと思います!
